北海道を満喫してもよろしいか伺います(雪山編①)
よもです
雪山でのことを書いていこうと思います
(駄文だけど精一杯書いてるので許してください)
白金温泉を満喫して「よーし次は十勝岳温泉だ!」と意気込み車で移動していた時のこと
雪がすごい
ま、ま、ま、、、大丈夫やろと思い更に進む
徐々に道が狭くなり雪も積もるように……
そしていろは坂みたいなぐねぐねが多い!!!
あれ……ブレーキが上手く効かなくなってきたな……
あれ……ハンドルもあまり言うことを聞かないぞ
帰りたい(泣)
でもUターンする方が怖い
ひたすら進んでいると
!!!!!!
アカン!!!!スリップした!!!
グオオオオオオオオオズドン!!!!
溝に引っかかり身動きが取れなくなりました
右側に滑って行ってたら即死だったねぇ
とりあえず脱出する方法を探すか
アクセルベタ踏み!
ブオオオオオオオン!!!
当たり前だけど動けず(これ今思うとめっちゃ危険)
車の通りが少ない……寒い……
これこのままここで凍死するんじゃねぇか?
怖くなりレンタカー会社へ連絡
JAF呼んでレッカーしてもらえとのこと
JAFに連絡
「GWシーズンだから行くまでに時間がかかります。目処が立ったらまた電話します」
とのこと……
そりゃそうだよね……
てかこんなことで電話して申し訳ない……迷惑だよなこれ
メソメソしながら車で待機してたら
1台の車が!!!通過
おい!!!助けてくれよ!!!どう考えても異常事態だろうが!!!
しばらく待っているとまた車が!!!
通過!!!ウワーーー!!!
外で待機して合図することも考えたけど寒すぎて無理。本当に寒かった。
絶望しながら車内で待機していたら1台の車が…………停まった!!!!!!
ん?10人くらいおるな……なんじゃこれ
※出てきた人たちのイメージ
えっ!!!こわっ!!!
こわっ!!!!!!
実写版クローズみたいなメンツやん!!!
と震えていたけど助けてくれそうな感じだったので車を出ると
「お兄さん大丈夫ですか!?」
「お助けします!」
「手伝いますよ!」
次々と優しい言葉をかけてくれるクローズたち
いや、優しすぎるだろ……
「お兄さん!ハンドルは真っ直ぐでアクセル踏んで!俺ら全力で押すから!お前らやるぞ!」
「おう!」
「っしゃーァ」
俺は「よろしくお願いします……!」と何かに祈るように告げました
「お兄さん!せーのでいくぞ!せーので!」
俺「はい!」
「せーの!」
ブオオオオオオオン!!!
「せーの!」
ブオオオオオオオン!!!
「せーの!」
ブオオオオオオオン!!!
脱出成功!!!
俺「ありがとうございます!(泣)」
「本当によかった!」
「お兄さん元気でね〜!」
「運転気をつけて!」
実写版クローズたちが笑顔で手を振っている
こんなに優しい人たちがいるのか……と感動
引き返したかったけど、Uターンするのも怖いし十勝岳温泉に行く方がどう考えても近い距離だったから向かうことに……
猛吹雪でホワイトアウトして何も見えなかったりスリップしても耐えたりしながら進みました
十勝岳温泉に着いた辺りの話はまた後日